◯3-0
センターのプレイヤーを欠く中、臨んだ後期リーグ第一戦。
サイドにAを置けばセンターが手薄になり、Bを置くとバランスは取れそうだけど練習とつながらず…
うーん
任せよう 🙋♂️
ということで、フォーメーションだけ指定し、後はいつものように選手に起用を任せることにしました。
この試合で大事にしてほしかったのは、スペースの把握と局面での連動、そしてチャレンジ。
一試合のみだったこともあり、積極的なディフェンスの連動から何本ものインターセプトが生まれ、ゲームを優位に進めます。
また、全ての選手がドリブルでよく運べていました。これ本当にたくましいし面白い。
が、前半ドロー。🤔
オフェンスの優先順位はシュート。これ基本。ゴール前ちょっと丁寧すぎです。
ミドルからねらってよいことを伝え後半送り出すと、
サイドから流れたボールをディフェンスがエリア外のギャップで受け、積極的に出ていたキーパーをチラッと確認すると、頭上を越す芸術的なシュート。
…うむ、作戦通り
続いても同じ選手。エリア内から落とされたボールをインサイドで擦り上げ、またもキーパーの頭上からゴールに流し込みます。
ダメ押しは途中出場のSMF。サイドからの一対一でボールを挟み上げ一人をかわすと、キーパーのインハイにズドン。角度のないところからサイドネットを突き刺し、勝負あり。
選手達の良いところがよく出た試合でした。
1,2点目はスペースを意識したポジショニング、3点目はチャレンジが生きた結果だと思います。この点はよくできました。
課題を挙げるとすれば次の二つ。
まず前半に点が生まれなかった理由を考えてほしい。
どの場面でも積極的なチャレンジをしていましたが、個でサッカーをする選手が多い。一対一の場面なら良いけど、一対ニなら?一対三なら?ボールは収まっているように見えるけど、こじ開けられないのは、仲間を使って攻めるアイディアがゲーム中に生まれなかったからだと思います。だから、ドリブルで突破できないと判断するとパス…以上。じゃなくてもっとこう…工夫すれば良いのでは?どんな工夫ができそうですか?
次に裏のスペース。サイドに何本走り込めるチャンスがあったと思う?動画で確認したねらいどころの優先順位は?
気づいていないのであればまずは知ること、見ること。練習の中でたくさんの現象に出会うことも必要ですね。この点次回練習で確認します。
気づいているのであれば、走り込みが足りない。チャンスに走れる選手としてピッチに立ってください。準備不足。その一走りは、得点につながったとしてもそうでなかったとしても、この先何年も頭に焼き付く記憶になるかもしれません。
あとおまけですが、背後からボールを受けるときに、どの角度でもらいます?背中向けてボール受けられます?体の向き、走り方、考えてみましょう。
勝敗は細部に宿るのだと思います。一瞬のひらめきと判断が大きく結果を分けてしまうスポーツです。
コーチとしては君達のプレーからより多くのひらめきが生まれるポイントを見つけられるように頑張ります。
ただ結局はそれを実行できる技術、体力、精神力がなければ勝負には勝てないから、後悔ないように考え、共有し、高め合い、このメンバーでサッカーを楽しんでくださいね。