ここまで二敗のみなみ野は毎回綱渡りの状況。
この日はシトシトと降る雨と重い足場に選手達のテンションが上がらず。アップダウンの激しいチームに文字通り暗雲が立ち込めます。
試合後選手に「今日試合中おかしいなって感じた?」と聞くと、「アップから感じてた」と…
…そうですか。
プリメイロス戦
ボールの支配率は高いものの、判断の遅さが際立ちます。簡単なプレーを難しくしてしまう、etc. このまま書くと愚痴のオンパレードになってしまうので、前向きに。
低学年から何百試合も見てきて、展開を分ける大切なプレーがいくつか見えてきました。
⑴寄せの早さ
⑵オフザボールの動き
⑶ピンチ、チャンスのかぎ分け
⑷チャレンジアンドカバー
⑸ファーストタッチ
⑹首振り
⑺シュート精度
⑻顔を上げたドリブル
⑼運動量
⑽勢い
じゃあ自分がそこを見据えて指導できていたかと言うと…。うーん。
積み重ねって大事ですね。選手をモヤモヤさせてしまうのはそこの重要性を共有し、積み重ねてこなかったからかも?ここに来て急に伸びてきたチームはそうした見通しがあったからなのかもしれませんね。
0-0で前半を折り返しましたが、後半のセットプレーから一点をもぎ取り辛くも勝利。ただファーストタッチや判断のミスからトランジションが続き疲労の色が。
程久保戦
これまでの戦績を見ると競っている試合が多く警戒していた相手でしたが、早い段階で先制点をあげると、ここからやっとエンジンが入り始め、前半で5得点。後半に2点を追加し勝利。
今週も綱を渡り切りました。ふぅ。
さあ、明日の練習はどうしよう。
調子のアップダウンに焦点を当てるか、ファーストタッチか、崩しか、ポジションの修正か…
大人目線でもっと良いサッカーをするための課題はいくつか見えますが、ふと、子供達はサッカー楽しんでるのかなと考えると…どうなんだろう?楽しいかもしれないけど、もっと楽しい形がある気もします。
リハウスがなければ、全小がなければ、勝つためではなく他の形の指導になっていたかもしれません。
とは言っても、割と戻れないところまで来てしまったので、とにかく子供達が良い雰囲気でサッカーに臨めるように、子供達の「したい」を実現できるように努めたいと思います。
対戦していただいたチームの皆様、会場運営をしてくださった皆様、本日はありがとうございました!